概要
アルツハイマー型認知症は脳の神経細胞が減って脳が小さく萎縮してしまうことで、認知機能が徐々に低下していく病気です。“アルツハイマー病”とも呼ばれます。
アルツハイマー型認知症は認知症の中でもっとも多いタイプで、高齢化に伴い今後ますます増加していくことが予想されます。発症年齢は65歳以上が多いとされていますが、65歳以下で発症する若年性アルツハイマーも存在します。
アルツハイマー型認知症の症状は物忘れから徐々に進行し、発症から2~8年で患者の約半数が寝たきりとなります。アルツハイマー型認知症に発症してからの平均余命は約8~10年といわれています。