パーキンソン病は主に50歳以上で起こる進行性の疾患で、振戦(しんせん)、固縮(こしゅく)、寡動(かどう)・無動(むどう)、姿勢反射障害といった症状が現れます。
日本ではおよそ1000人に1人、60歳以上ではおよそ100人に1人でがパーキンソン病にかかると考えられております。高齢化が進むにつれて、患者数は更に増加することが予想されています。パーキンソン病は進行性の疾患であるため、介護も徐々に困難となってしまいます。
老人ホームの相談窓口ではパーキンソン病による在宅介護の限界から、老人ホームへの入居を希望される方々のご相談を数多くいただいてきました。介護、医療、リハビリなどパーキンソン病の進行状況も考慮して、将来的に安心して生活できる環境であることが重要です。
今回はパーキンソン病の方が老人ホームを選ぶ際のポイントについて、当社に所属するシニアアドバイザーが解説をいたします。