【解説】住宅型有料老人ホームが選ばれる３つのポイント

「住宅型有料老人ホーム」では見守り、食事提供、清掃、洗濯といった日常支援サービスが提供されます。介護サービスについては外部の事業者と個別に契約が必要です。在宅時と同様に訪問介護やデイサービスなど、受けたい介護サービスを自由に選択できます。これまで利用していたケアマネジャーに、継続してお願いすることも可能です。

訪問介護事業所や居宅介護支援事業所、デイサービスなどが建物内に併設している「住宅型有料老人ホーム」も、東京都内を中心に多くあります。

バス・キッチンを完備した広い居室設計の施設も多々ある点が「住宅型有料老人ホーム」の特徴です。「施設入居後も自炊がしたい」、「毎日入浴したい」、「夫婦で同じ居室で暮らしたい」といった方にも「住宅型有料老人ホーム」がお薦めです。

レクリエーションについては、講師を呼んで本格的に取り組む施設や、麻雀や将棋、華道や茶道など様々な活動が行われている施設もあります。このようなレクリエーションやサークル活動は入居者同士のコミュニケーションの場となり、日々の楽しみとなります。

「住宅型有料老人ホーム」の入居金は０円から数千万円まで幅広く、月額利用料が20万円以下のリーズナブルな「住宅型有料老人ホーム」が東京都内にもあります。ご予算に応じて施設を選ぶことができます。

介護保険の負担に関しては、介護サービスを利用した分の１割負担（所得によっては２～３割負担）となります。介護サービスの利用が少ない場合、介護保険の自己負担額を抑えることができます。逆に介護サービスの利用が多く介護保険の支給限度額を超えた場合、自費負担が生じてしまうため注意が必要です。