【解説】有料老人ホームの月額利用料！内訳とその他費用

月額利用料の内訳について（介護付き有料老人ホームの場合）

ホームページやパンフレットに記載されている月額利用料は、基本的に家賃（賃料）・管理費（共益費）・食費のみです。

家賃・・・・・・・主に「居室面積」、「設備」、「施設の立地」などによって変動します。

管理費・・・・・「共有部の維持管理費」、「事務費」、「※水光熱費」などが含まれます。　※水光熱費が別途かかる施設もあります。

食費・・・・・・・「食材費」、「厨房管理費」が含まれます。

その他にかかる費用は？

①介護保険の自己負担分

排泄、着替え、食事、入浴など、日常生活に必要な介護サービスには介護保険が適用されます。

基本的に介護保険の1割が自己負担となります。

※所得に応じて2～3割負担となります。

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なお介護認定を受けていない自立の方の場合、「自立サポート費」といった費用が発生する施設もあります。これはサービス費を介護保険で賄えないた方が代わりに負担する費用で、料金設定は施設によって異なりますが3～6万円程度が相場です。

自立の方は料金表を確認してみるようにしましょう。

🖊知っておきたい"高額介護サービス費"

介護保険の自己負担額が負担限度額の44,400円を超えたとき、申請することで超過分が払い戻される制度です。

※令和3年8月より「高額介護サービス費」の負担限度額が見直されます。

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②医療費（訪問診療・通院・薬代など）

訪問診療にかかる費用や薬代などは自己負担となります。

訪問診療は月2回、施設の協力医療機関（病院やクリニック）との契約になります。

24時間、急な体調の変化などにも対応してもらえるので安心です。

■通院時の付添い費用

通院する医療機関に制限はありませんが、「1人では通院ができない」、「家族が忙しい」といった場合には、付添いを頼まなければいけません。

職員が付き添いしてくれる施設もありますが、別途費用が必要となるケースが多いです。

③オムツ代

大半の施設では、ご家族で用意した物を持ち込んでいただくこともできます。

④日常生活費

石鹸やシャンプー、歯ブラシや歯磨き粉などの日用品や、菓子、新聞などの嗜好品。

石鹸やシャンプー、歯磨き粉などは、用意されている施設も多いです。

■買い物代行

定期的に買い物代行を行ってくれる施設も数多くあります。

1人で買い物に行けず、家族も忙しくて来れないといった方には有難いサービスです。

⑤レクリエーション、イベント費

材料費がかかるレクリエーションもあります。

また外出レクでは、交通費や外食費などがかかる場合もあります。

※レクリエーションは基本的に任意参加となります。

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⑥上乗せ介護サービス費

「介護付き有料老人ホーム」において定められている人員配置基準（3:1）を上回る手厚い介護体制の施設では、「上乗せ介護サービス費」が別途かかります。（管理費に含まれる施設もあります）

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