老人ホームの脱走対策とは
出入口
お元気な方(自立)向けの「住宅型有料老人ホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅」でない限り、出入口にはセキュリティがかかっていて、スタッフが解錠を行います。また外出時には許可が必要で、自由な出入りは出来ません。
居室
居室の窓にはロックがかかっていて、数センチしか空かない施設が大半です。事例のように、ヘルパーステーションに近い居室であれば更に安心です。
共用部
階段は転落の恐れもあるため、一般的に利用できません。
事例のように、エレベーターの行き先ボタンにロックがかかった老人ホームもあります。
老人ホームからの脱走は極めて難しい
一般的に、お元気な方を対象とした施設はセキュリティーが弱く、介護が必要な方を対象とした施設はセキュリティーが強くなります。
脱走の恐れがある方や徘徊がある方も柔軟に受け入れてもらえるような施設は、エレベーターのロックや手厚い人員配置など、より厳重な体制となります。